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薬剤師の調剤薬局 求人の真実というのが今回のテーマです。
大学卒業、国家試験合格、就職。とトントン拍子に進み、比較的高額の給与が与えられるのが調剤薬局。
多くはクリニックや病院の門前につくられ、薬剤師の就職先としてはもっともポピュラーなものとなっています。
近年、薬剤師不足により多くの求人が出ている調剤薬局。転職先として考える方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな調剤薬局の薬剤師 求人について検証していきます。
薬剤師の調剤薬局の求人について考えていく上で大事な、調剤薬局の現状について、まずは見ていきましょう。
薬学部が4年制から6年制に移行するにあたり生じてきた問題が薬剤師不足です。
団塊の世代と呼ばれる人々の退職があり、しかも2年間にもわたり新卒薬剤師が一切輩出されませんでした。
加えて、各薬科大学・大学薬学部の中でかなりのふるい落としがあり、入学時の人数と卒業時の人数に大きな差が出来たことも誤算だったようです。
現場の人手不足は深刻化。調剤報酬や診療報酬の改定で病院での求人も増え、ますます調剤薬局に流れてくる人員が不足してきてしまいました。
ネームバリューのある大手はともかく、中小企業も多い薬局業界では新卒も中途採用も争奪戦。転職する側としては求人選び放題のありがたい環境です。
しかし、安易に転職先を決定するのは非常に危険です。前述のとおり、人員不足により薬剤師一人の負担する仕事が非常に多くなっています。
求人の巨額の報酬に惹かれて転職をしてみたら一人薬剤師で、全責任をたった一人で負いながら毎日残業に次ぐ残業。お金は貯まっても遣う暇が全くない、なんてことにもなりかねません。
転職先はしっかりと見極めながら選ぶ必要があります。
日々激変する医療現場。調剤薬局も例に漏れず、今後大きく変わっていくことが予想されます。
先だって、要指導医薬品という新たな枠組みが出来ました。これは今までのOTCの区分である一類、二類、三類に加えて出来たもので、発売後3年以内のスイッチOTCや劇薬が該当するそうです。
この要指導医薬品を販売するには決まりがあり、薬剤師が直接対面で説明を行い、販売は原則一人一個まで、と規定されているそうです。
後発医薬品加算の算定用件も厳しくなり、日々加算を取るのが厳しくなっている調剤薬局では、今後このような医薬品の導入が検討されるところも増えるでしょう。
とすれば、当然その要指導医薬品を販売する薬剤師はその薬に対してある程度の知識を備え、かつ責任を持って説明・販売を行わなければなりません。
もし転職先の候補の薬局がどちらも要指導医薬品の導入を検討しているとしたら、そのための勉強会に積極的に参加をさせてくれたり、OTCの販売にノルマを求められない方を選びましょう。
さて、薬局によっては、巨額の報酬でも業務内容が非常にきつい場合があると前述しました。
それ以外に、どのような場合があるのか。一言で言うと、業務の範囲です。大病院の前の大きな門前薬局や、町中の面調剤の薬局は非常にシステマティックで、報酬こそあまり高くないものの毎日比較的定時に上がることが出来、調剤と投薬、薬歴の記載にある程度絞って仕事を行うことができます。
場合によっては調剤補助が別に居て、投薬と薬歴の記載のみ、なんてところも。それなら報酬が高くなくてもアルバイト感覚で仕事をすることができます。
逆に、皮膚科や耳鼻科などの専門科の門前は、薬の種類自体が多くなくても一日の来局数が多く、薬歴の記載が追いつかないところも!こうなると残業は免れません。
インターネットなどでは一見好条件に見える薬剤師求人が出ていますが、油断禁物。
実際の現場を検証して転職先を決めるのがベストです。
今は様々な薬剤師転職サイトが存在しますので、各転職サイトを比較して、自分の求める調剤薬局の求人を紹介してもらいましょう。
クース・リー 編集部
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