薬剤師の転職で薬局からCROを目指すとき、必要なこと。

薬剤師 転職で薬局からCROに行こうと思ったのは、
職場への不満があったからです。

私は30代の女性薬剤師。調剤薬局に勤務していました。
私の前職場では、患者の未払いが多かったのです。
何かと理由をつけてお金がない、後で払うという言い訳をして、
そのたびに未払いの請求をする羽目になっていました。

これじゃあ何のために薬剤師になったかわからない。
薬剤師とは関係のない仕事ばかりして、給料が増えるわけでもない。
そんな職場では人間関係も最悪。
みなぎすぎすした雰囲気が漂っていて、息がつまりそうでした。
こんな場所で朝から夕方まで仕事をしていては、いつか参ってしまう。
私は思い切って、薬局からCROに転職を決めました。

薬剤師 転職で薬局からCROに行くと決めたものの、道のりは険しかったです。
まずはCROの役割を調べて、それから求人検索に取り掛かりました。

そもそも私がなぜ、薬局からCROに転職することを決めたのか。
それは、今までの環境を大きく変えて心機一転を図りたかった
からです。薬剤師としての誇り、やりがい。そうしたものを
失いかけていた自分から脱却するために、薬局とは
まったく違うCROでの仕事を選びました。

CRO以外にも企業の仕事はいくつかあったのですが、
様々な会社から業務を委託され、新薬開発に貢献する
CROでの仕事に、強く興味がわいたのです。

この仕事なら、薬剤師としてのやりがいはもちろん、
専門性を高められると思いました。

反面、不安もありました。CROの仕事ではデータ作成や資料
作成も多く、パソコンスキルは必須です。
また、MRや看護師など、異業種の人とのかかわりもあります。
コミュニケーションという点においては、スキル以上に不安が残っていました。

薬剤師が転職で薬局からCROに行けたのは、
CROが前職に関係なく、様々な薬剤師を募集対象にしていたことがあります。
私は前職が調剤薬局でしたが、同僚の中にはほかの製薬会社
から転職した薬剤師、ドラッグストアや病院から転職した
薬剤師もいました。CROという分野がまだ設立されて間もなく、
新たな薬剤師を積極的に募集している分野であったこと。

CROでの仕事を、自分は本当に勤めることができるのか。
不安は確かにありましたが、それ以上に挑戦したいという気持ちの
方が上回っていました。だから私は、薬局からCROへの転職を目指したのです。

この職業は、薬剤師であればどんな人にもチャンスがある職業です。
しかし、求人が出される時期が不定期なため、なかなか
見つけることができないのが唯一の難点です。

もしあなたが薬局からCROへの転職を目指しているのなら、転職支援サイトを
ご利用ください。そこでなら、求人も見つけやすいです。