薬剤師の転職 手続きはやることがたくさん！今のうちに知っておきましょう。

薬剤師の手続きで転職が必要な場面は、大きく分けて2つあります。
1つは現在の職場を退職するとき。もう一つは新しい職場へ入職するときです。
どちらの手続きも余裕をもって行う必要があります。
特に、現職場を退職するときは様々な手順を踏まなくてはなりません。

余裕をもって、退職希望日の2か月前には上司や人事担当者に対して
退職の意を伝えておきましょう。なお、転職の過程で現職場を退職する場合、
次の職を見つけてから退職を申し出るのがよいとされています。

しかし、思っていたより退職の日を伸ばされるかもしれませんし、
退職の引き留めに会うかもしれません。まずは退職できる日を確定させてから、
転職活動をするとよいでしょう。

薬剤師の転職 手続きは何を行うの？どのくらいの期間がかかるの？
と、あなたは疑問を抱えているかもしれませんね。
薬剤師の転職活動期間の目安は2・3か月程度です。

ただし、これはスケジュールに余裕をもって進めた場合の目安なので、
もっと短期間で転職することもできます。

しかし、職場内での業務引き継ぎや事務手続きを考えると、
転職活動を始めるのは希望退職日の1か月前までにしたいものです。
転職したいと決めたら、まず直属の上司に相談しましょう。

転職の理由、現職場を退職する希望日を話し合い、決定します。
退職の希望日が決定したら、いよいよ行動開始です。
次の職場探しはもちろん、薬剤師の業務の引き継ぎも行わなくてはなりません。

自分の仕事を誰に引き継いでもらうかなども、上司と話し合う必要があります。
引き継ぎと次の職場探しが終わればいよいよ退職です。
職場から借りているものを返却し、人事部に社会保険の手続きを頼みましょう。

薬剤師の転職で忘れやすい点といえば、社会保険関係です。
現職場を辞めてから2週間以内に行わなくてはならないので気を付けてください。
2週間以内に新たな職場に転職するなら、
年金手帳を新たな職場の人事担当者に渡すだけです。

なお、薬剤師が現職場を辞めてから2週間以上次の職場につかない場合は
いったん国民年金と国民健康保険に加入しなくてはなりません。
健康保険に関しては配偶者や親の扶養に入るか
入らないかも考えて手続きをしましょう。

離職するときはいろいろなものを渡されます。
源泉徴収票・雇用保険被保険者証明書・離職票の3点は忘れずにもらってください。
つい忘れがちなのが経費精算です。これは転職先でも必要なことですから、
離職する前にきちんと行いましょう。