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薬剤師の公務員としての働き方について、今回は触れたいと思います。

薬剤師の就職、と言われて、皆さんは具体的にどのような就職先をあげますか?

病院、薬局、ドラッグストア。この3つを挙げる方が非常に多いのではないでしょうか。

実際、この3つの就職先に日本の薬剤師の大半を割いているといっても過言ではないほどポピュラーなものでしょう。

しかし、薬剤師にはあまりなじみのない「公務員」という選択肢が用意されていることをご存知でしょうか。

6年制導入に伴い、初任給など具体的な待遇がかなり改定されてきている公務員について、考えていきましょう。

薬剤師で公務員・・・何をする人?

薬剤師の公務員と一口に言っても、現役時代に説明会に行ったり、実際公務員になった知人などが居なければなかなかその職務内容を知る機会は少ないでしょう。具体的にどのような形態があり、どのような職務があるのでしょうか。

まず、公務員は大きく分けて「国家公務員」と「地方公務員」に分けることができます。これは薬剤師のみならず全ての公務員に共通して言えることです。

その中でも更に国家公務員であれば国家Ⅰ種とⅡ種という区分がありますし、地方公務員の場合は都道府県、政令指定都市、市町村等でそれぞれ内容が異なってきます。つまり、一概に「公務員」といっても、所属する自治体そのもので違ってくるのです。

そんな公務員の仕事として、ここでは大きく5つの職務をご紹介します。

1つ目は公立病院での調剤業務。2つ目は薬局や薬品製造工場などの立ち入り検査・指導業務。3つ目は保健所などで行う環境整備や食品衛生の関連業務。4つ目は主に輸入食品に関する輸入食品監視員。そして5つ目は薬剤師公務員の花形、麻薬取締官です。

以上、このように、公務員という職の内容は多岐に渡るのです。

薬剤師の公務員、それぞれの仕事内容、待遇は?

薬剤師の公務員について、先ほど大きく分けて5つの職務を挙げましたが、それぞれの内容は具体的にどのようなものなのでしょうか。

一つ目の調剤業務は一般的な病院と内容的に同じものと考えてよいでしょう。

ただし、ひとつの自治体が複数の公立病院を抱えている場合は、どの病院になるのか就職してみないとわからない部分があります。

また、例えば県に就職した場合、同一県内の公立病院間での転勤、という可能性もあります。

一度特定の病院に就職すると、職場が変わる場合は大抵以前の職場を退職して転職することになりますので、様々な病院で経験をつむことができる可能性があると考えると非常に大きなメリットと言えます。

2つ目から4つ目までの業務は、主に法令に則り、各施設・設備が基準を満たしているのかという事を現地に赴いて調べ判定をしたり、基準を満たしていない施設設備の指導を行ったりするものです。

それぞれの職務で見ていくポイントや対象施設、対象物が変わってきますが、法令に準じて行っていくという共通点があるものと言えるでしょう。

そして、最後に麻薬取締官。これは厚生労働省地方厚生局麻薬取締部に属する職務で、刑事訴訟法に基づく司法警察員として職務を行っています。

つまり薬物犯罪捜査を行い、操作とは独立した部門として薬物乱用者の毛髪分析、不正薬物のプロファイリング分析などまで行っているのです。

さて、具体的な待遇ですが、薬剤師は医療職俸給(二)2級1号という設定がされており、4年制時の卒業者では178,200円が初任給でした。

しかし、6年制薬剤師の初任給として2011年に法令が改定され、200,800円となっています。公務員は非常に安定な職業かつ退職後の手当てが非常に厚いため、一生の職業とするには非常に魅力的といえます。

薬剤師の公務員に転職?公務員から民間の薬剤師に転職?

薬剤師で公務員の仕事の魅力についてここまでご紹介してきましたが、転職先として公務員という選択肢はあるか?逆に公務員から民間に転職をするのはどうなんだ?という疑問をもたれる方も居るでしょう。

まず、公務員に転職をすることは可能です。

公務員になるためには公務員試験を受けなければなりませんし、枠が決して多いとはいえません。

しかし、薬剤師が不足している現状から、転職が不可能な職ではないのです。

比較的待遇の良い薬剤師ですが、今後飽和していくことや、薬局チェーン同士の争いが激化している現状から、より安定な職として公務員という選択肢も確実に存在するのです。

また、公務員から民間への転職も決して難しくはありません。

薬剤師としての調剤経験がある公立病院従事者は病院への転職も可能ですし、調剤経験のない公務員でも、人手不足が深刻な調剤薬局やドラッグストアへの転職は比較的容易に行うことができるでしょう。

転職を考えるには、自分ひとりでは厳しいだろう。まずは自分に合った薬剤師転職サイト探しから行うのがベストだな。

コンサルタントと一緒に今後の自分の薬剤師人生を真剣に考えていくといいゾ。


執筆者情報

株式会社ドリームウェイクース・リー 編集部

クース・リーは、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。


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